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サッカーU-21「日本-ベネズエラ」 (2018月 3月23日)

23日(金)サッカーU21「日本-ベネズエラ」を観戦しました。入場は無料、向かい側の「プラテア」に入りましたが観客はまばら、正面スタンドには百人程度の観客が居ました。(今日の最終戦もプラテアで観戦するつもりです。)試合は序盤は日本ペース、開始10分くらいで二点を挙げて楽勝ペース、簡単に終わるかと思いきや、疲れが出たのか動きが悪く特にディフェンスが弱く相手に簡単に突破され終盤には逆転され、2-3、これは危ういと見ていましたが、相手がペナルティーエリアでファウル、選手が抗議して退場となりPKで同点に追いつき、更に数の上でも有利となりましたが動きが悪く同点試合は終了、延長は無くPK戦となりました。日本は落ち着いて3人とも決めたのに対してベネズエラは3人までで決めたのは1人、日本の4人目が決めて日本が4-1で勝利しました。

目立ったのは松本山雅所属の前田大然選手、2得点を挙げて決定力の高さを見せました。ただイージーなパスをミスして失点する場面もありました。キーパーの山口はPK戦で2つシュートを阻止してアピールしましたが、3失点は反省材料だと思います。
試合が終わり正面とは反対側で応援をしていた日本応援団(10名ほど)に対してわざわざやって来て一礼していました、礼儀正しいですね。

競技場はパラグアイのメインスタジアムであるデレンソーレス・デ・チャコです。入場は無料ですので出入り自由です。

日章旗を用意して応援です。

正面スタンドには数百人の観客。

国歌斉唱などのセレモニーが行われました。

ゴールが決まり、喜ぶ

PK戦では日本は落ち着いて4人とも決める。

20名ほどの応援団に挨拶に来ました、律儀ですね。選手の方が数が多いですね。

U-21日本代表、ベネズエラとのPK戦制す(日刊スポーツ)
サッカーのU-21(21歳以下)日本代表は23日、パラグアイのアスンシオンで行われた国際親善大会の第2戦でU-21ベネズエラ代表に対し、3-3で終えた後のPK戦を4-1で制した。日本は前半にDF椎橋慧也(20=ベガルタ仙台)とFW前田大然(20=松本山雅FC)の得点で2点を先行したが、2-1で迎えた後半の立ち上がりに2点を失い逆転された。その後、前田がPKを決めて追い付き、PK戦では4人がいずれも決めた。25日(日本時間26日)にパラグアイとの最終戦に臨む。

U-21日本代表、PK戦を制しベネズエラに勝利~スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流(日本サッカー協会)
日本政府が支援するスポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流の一環として行われる国際親善大会に参加中のU-21日本代表は23日(金)、U-21ベネズエラ代表との第2戦をパラグアイの首都アスンシオンにて戦い、3-3のタイスコアからのPK戦を4-1で制し、今大会初白星をあげました。初戦から日本は先発メンバー10名を入れ替えたのに対し、チリも8人を入れ替え、互いにフレッシュなスターティングラインナップでの戦いとなりました。日本は開始早々の3分、MF針谷岳晃選手のCKからDF椎橋慧也選手がゴールを奪い取ります。今大会が代表初選出となった椎橋選手が「いいボールが来たので、たまたま入れられました」とJリーグに続く初スタメン初ゴールを決め、先制に成功します。
さらに15分にはFW前田大然選手のポストプレーが起点となる攻めから、MF藤谷壮選手が右サイドを攻め上がって中央へクロスボール。これをゴール前へ走り込んだ前田選手が倒れ込みながらのヘディングシュートでゴールネットへ突き刺します。こちらは「泥臭いゴールは自分らしさ」と胸を張る代表初ゴールでした。<br>決めるべきところで決めた日本は、以降も中盤の坂井大将選手や松本泰志選手を中心に試合の主導権を握ります。狙いとするしっかりしたボールポゼッションで相手のプレッシャーをかわしつつ、37分には遠藤渓太選手の鋭いドリブルでの仕掛けがあわやPKかという場面を生み出すなど、相手ゴールにも迫ります。ところが、前半の終盤になると「集中が切れてしまっていました」(前田選手)。流れの中で後方に下がっていた前田選手からのパスが相手選手に奪われると、素早い攻めを日本は抑えることができず、前半のアディショナルタイムに失点してしまいます。
この攻勢はハーフタイムを挟んだ後半も継続します。一気に5人を入れ替え、「昨年のFIFA U-20ワールドカップで準優勝している、クオリティのある選手たちが出てきた」(森保一監督)影響もあり、開始から激しい攻勢で日本に襲いかかります。47分にCKのこぼれ球を粘り強く押し込まれると、54分にはクロスボールからChacon選手に鋭いシュートを決められてしまい、後半開始わずか10分で逆転を許してしまうこととなりました。<br>「(相手の攻撃を)受けすぎてしまった。負けている相手があの時間帯に上げてくるのは当然で、耐えながら流れをもっていける力をつけないといけない」と森保監督が厳しい表情で振り返ったように、日本にとっては「本当に悔いが残る」(GK山口瑠伊選手)時間帯となりました。このあともベネズエラのシュートがゴールバーを直撃するなど日本にとっては難しい時間が続きます。
ただ、短い時間の連続失点で逆転された最悪の流れから、何とか粘って試合の流れを取り戻し、諦めずにもう一度ゴールを奪いにいく姿勢を押し出せたのはポジティブな面でした。68分、交代で入って間もない三好康児選手のスルーパスから前田選手がディフェンスラインの裏へと走り込むと、これがベネズエラDFのファウルを誘うこととなり、日本にPKのチャンスが与えられます。前田選手は自らこのPKを決めて、日本が同点に追い付きました。
その後は日本が完全に主導権を奪い返してベネズエラを押し込んでいく流れとなりましたが、粘り強い守備にも阻まれて得点はできず。決着はPK戦に委ねられることとなりました。このPK戦ではゴールを守る山口選手が大活躍。相手の1番手と3番手のキッカーを見事に防ぐと、日本は4人のキッカー全員が成功し、PK4-1のスコアで勝利。大会規定により勝点2を獲得することとなりました(PK負けは勝点1)。
監督・選手コメント森保一 監督
試合に臨むスピリットとしては1試合目も、2試合目も何ら変わっていないと思います。ただ、コンディションが良くなったことは大きかったですね。前回の試合は長時間移動してきて、寒い日本から暑いパラグアイに来た上に、時差もありました。選手たちはトップパフォーマンスではなかったと思います。コンディション面の改善が内容の改善にも繋がりました。パラグアイとの最終戦には、選手のコンディションを回復させ、少しでもフレッシュな状態を作って臨みたいです。思い切ってプレーしてもらい、素晴らしい試合をしたいと思っています。
GK #23 山口瑠伊 選手(エストレマドゥーラUD/スペイン)
3失点は悔いが残ります。でもチームがそこから取り返してくれたのはすごく大きいです。3失点目のあとに、4失点目だけはやらせないと思い、だいぶ攻撃されている中でも持ちこたえることができました。GKに最後に与えられる役割であるPK戦でも止められたのはよかったです。ただ、僕だけじゃなくて、キッカーがしっかり決めてくれたからこその勝利でした。
MF #11 遠藤渓太 選手(横浜F・マリノス)
最初の時間帯から主導権を握ってサッカーができましたし、1試合目にくらべてボールを保持することができたと思います。そういう流れから自分たちが2-0までリードすることができましたが、失点してはいけない時間帯で失点してしまいました。そこから2-3にまでされてしまいましたが、そのあとでしっかり追い付けたのは、前のポジションの選手たちのおかげだったと思います。
FW #20 前田大然 選手(松本山雅FC)
結果を残さないことにはこういうところに残れないので、どんな形であれ点は取りたいと思っていました。取れて良かったなと思います。1点目のような、泥臭く点を取るのは僕の得意な形です。南米のチームは体が強く、身体能力が高くて、やりづらい部分はありました。そういう部分でも負けたくないと思ってプレーしました。

もったいない森保ジャパン。(スポルティーバ)
2点先制→10分間で3失点が起きた要因もったいない森保ジャパン。一度は逆転されながら追いつき、PK戦で勝利をもぎ取った粘り強さを讃えるべきか、2点を先行しながらひっくり返されたナイーブさを厳しく指摘するべきか――。
 2年後の東京五輪でメダル獲得を目指すU-21日本代表のパラグアイ遠征。初戦でチリに0−2と敗れた日本は3月23日、ベネズエラと対戦した。
 ベネズエラといえば、昨年のU-20ワールドカップのラウンド16で敗れた因縁の相手。若き日本代表にとってリベンジマッチだったが、世界2位に輝く当時の主力メンバーの大半がA代表に抜擢されていて、今回は未招集。数人いる当時のメンバーもパラグアイとの初戦で先発したため、この日はベンチスタートだった。
 一方、日本もチリとの初戦から松本泰志(サンフレッチェ広島)を除く10人を入れ替え、以下の11人で臨んだ。
【GK】
山口瑠伊(るい/エストレマドゥーラUD)
【DF】
大南拓磨(ジュビロ磐田)
椎橋慧也(しいはし・けいや/ベガルタ仙台)
立田悠悟(清水エスパルス)
【MF】
藤谷壮(ヴィッセル神戸)
坂井大将(アルビレックス新潟)
遠藤渓太(横浜F・マリノス)
松本泰志(サンフレッチェ広島)
伊藤達哉(ハンブルガーSV)
針谷岳晃(ジュビロ磐田)
【FW】
前田大然(だいぜん/松本山雅)
 立ち上がりから主導権を握ったのは日本だった。
 3分に針谷のコーナーキックを椎橋が頭で決めると、16分には藤谷のクロスを前田がダイビングヘッドでねじ込んだ。「(藤谷)壮から試合前、あそこに入れると言われていた。泥臭く点を獲るのは得意の形」と自画自賛のゴール。日本は早くも2点を先行した。
 ディフェンスラインからのビルドアップこそ、もたつく場面があったが、中盤でのパスワークは軽快。ボランチの坂井が気の利いたポジショニングでサポートしたり、パスコースを作り、松本はテンポよくボールを動かした。2シャドーの針谷は相手の嫌がるスペースに顔を出し、スルーパスを繰り出した。
「自分のところに入ったら落ち着かせたいと思っていた。自分は合わせられるタイプなので周りに合わせるし、そうしたなかで前半は自分のよさもしっかり出せたと思います」
 そう振り返ったのは針谷だ。30分ごろには流れるようにボールが回っていた。
 もっともそこは、ベストメンバーではないとはいえ試合巧者のベネズエラである。4−4−2の中盤をフラットからボックス型に変え、日本のボランチとシャドーへのマークを強めてきた。前半のうちに日本の戦い方を見極めたようにうかがえた。
 そしてアディショナルタイム、前田のバックパスが相手に渡りクロスを入れられると、ゴール前で椎橋が相手にシュートを許し、1点を返されてしまう。
「失い方は悪かったんですけど、僕が粘り強く守れなかった。ボールが空中にあるときに相手は見えていたので、トラップしたときにもっと距離を詰めればよかった」
 先制ゴールの殊勲者は、そう悔やむしかなかった。前半の終了間際という警戒すべき時間帯での失点。ハーフタイムに立て直しを図らなければならなかったが、すぐさま同じ過ちが繰り返された。今度は後半の立ち上がりに、立て続けに失点を許すのだ。
 ベネズエラはハーフタイムに5人を入れ替えた。そのなかには、FWロナルド・チャコンやMFロナルド・ルセーナといったU-20ワールドカップ出場メンバーがいた。48分にコーナーキックのこぼれ球を蹴り込まれると、55分にはクロスがゴール前のチャコンに渡る。立田が立ち塞がったが対応を誤り、強烈なシュートを叩き込まれてしまう。
 前半の終了間際に失点してから、わずか10分間で3失点……。
「16番(ルセーナ)が入ってきて、自分のところとか間を消すようになって、なおかつボランチにもプレスをかけてきて、ペースを持っていかれて2発やられてしまった」針谷はそう分析した。球際で劣る場面が見られるようになり、全体的にズルズルと下がる様子がチームのナイーブさを表していた。力強く鼓舞する選手も見当たらず、気がつけば3点を失っていたという感じ。悪い流れを断ち切ることができなかった。
 実はこのあとも57分、66分と決定的な場面を作られ、GK山口の好セーブによって失点を免れている。「4失点目だけはやらせないと思っていた」という山口の好守がなければ、試合は終わっていたかもしれなかったのだ。
 日本がようやく反撃に転じるのは、このピンチをしのいだ1分後、針谷と伊藤に代えてMF三好康児(北海道コンサドーレ札幌)とMF森島司(サンフレッチェ広島)を2シャドーに送り込んでからである。
 68分、中盤でボールを受けた三好が前を向いてスルーパス。これに抜け出した前田がボックス内で相手に倒されてPKを獲得する。前田自らが決めて3−3の同点に追いついた。
 ファウルを犯した相手DFが退場となり、数的優位を手にした日本は三好、遠藤らがゴールに迫ったが、再逆転はできなかった。こうしてPK戦にもつれ込み、DF中山雄太(柏レイソル)、FW上田綺世(あやせ/法政大)、MF初瀬亮(ガンバ大阪)、三好と4人全員が成功した日本に対し、ベネズエラはふたりが外し、日本が4−1でPK戦に勝利。勝ち点2を手に入れた。
 さて、冒頭の問いだが、もちろん答えはその両方だ。ただ、試合を終えたとき、後者の気持ちのほうが強かった。あれだけ順調にゲームを進めながら、セーフティに終わらせなければならない時間帯でミスを犯して失点。後半開始早々にも同じミスを犯し、その際のDF陣の対応も甘く、「もったいない」という印象が強い。
 チリ戦でも失点した瞬間、チーム全体が気落ちしたようにうかがえた。全体的にそうした世代なのか、今選ばれている選手がそうなのか、それとも、まだチームが立ち上げられたばかりで、鼓舞し、リーダーシップを取ることに遠慮している状態なのか。
「流れが悪くなると、それぞれが自分の殻に閉じこもるというか、自分の世界を作ってしまう。悪いことが起きたときこそ互いに支え合い、励まし合ってやっていくということを覚えつつ、自分自身も強い反発力、メンタリティを培わないといけない」
 試合後、森保一監督はそう振り返った。3月25日のパラグアイ戦も含め、今後の活動のなかでいかに反発力を養うか、あるいは、そうしたメンタリティを備えた選手を起用していくのか。そのあたりの森保監督のチームマネジメント、チーム作りが興味深い。
 若き日本代表にとって、パラグアイ遠征がいい経験になっているのは間違いない。だが、21歳はもう「いい経験」では済まされない年齢であるのも確かだ。

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