世界遺産「ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群」のラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ遺跡(La Santísima Trinidad del Paraná)(2022年4月27日)
世界遺産「ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群」のラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ遺跡です。2ヶ所が世界遺産に登録されていますがこちらの方は規模が大きく国道6号線に沿っている事もあり人気が高いようです。こちらの方だけ観光する方も多く、この日も多くの観光客がいました。
ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ(「パラナの聖三位一体」の意)は、パラグアイのイエズス会伝道所遺跡。ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナは、18世紀に建設されたもので実はかなり新しい。地元の人々からは単に「トリニダー遺跡」と呼ばれる。これは、パラグアイ南部やアルゼンチン北部を含むパラナ川流域に残る伝道所跡の一つである。パラグアイでは、最も身近な観光地となった史跡でもある。エンカルナシオン市近郊に位置するトリニダーは、1706年に建造された。この伝道所は自給自足の集落が企図され、中央広場、大教会、集会場、学校、作業場、博物館、先住民用の住居群などを備えていた。1767年のイエズス会退去令の後、地域でのイエズス会の影響が薄れ、トリニダーも廃れた。廃れた後のトリニダーは風化作用で朽ちていったが、近現代の各体制は修復作業を行い、今日では遺跡の保存状態は良好である。(ウィキペディア等)