11月27日、20:30よりホテル・グアラニ劇場において、日本の笙(しょう)の演奏家で作曲家である真鍋尚之さん作曲のアコスタ・ニューのレクイエム(鎮魂歌)初演となるコンサートが催されました。国立交響楽団とイタに在るイタにある音楽学校 Conservatorio De Música Maestro Herminio Giménezの生徒さんによるコーラスで演奏されました。
アコスタ・ニューの戦いは三国戦争の末期、1869年の戦闘で当時成人男子の兵士は既に多くが戦闘に斃れ、少年兵士3500人がブラジル主力の連合軍に玉砕戦を行った戦いで、大半は9~15歳の少年兵であったといいます。
もう一曲はブルックナーの交響曲0番、このアコスタ・ニューの戦いの年、1869年に作曲されたもので、ブルックナーは公表せず遺作となり死後30年近く経過して初めて演奏されたそうです。
演奏の様子
演奏が終了し拍手を送る観衆