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1999年・サッカー南米選手権・日本代表初参加-03 日本-ペルー戦

初戦は対ペルー、開会式の前に行われました。日本は善戦及ばず2-3で負けました。

日本 2 X ペルー 3(6月29日)

 いよいよ決戦が行われた。初日はA組の2試合、日本対ペルー、パラグアイ対ボリビアが行われた。この試合は日本では中継で放映されているはずですので、ご覧になった皆さんも多いと思います。試合の内容は日本のマスコミでも詳しく説明していると思いますので、ここではその他の話題を取り上げて行きます。

 試合の開始は当初6時35分という話でしたが突然時間が20分繰り上がり、2試合目との間に開会式を行うことになりました。(日本の報道陣は日本の試合は前座試合と揶揄していましたが)競技場の周囲は警察官が多く出ていて、とにかく国の威信を賭けての警備という感じでした。競技場の周囲では試合開始前までチケットの再販が行われていましたが、かなり余って最後は売れ残っているようでした。

 競技場の周囲では大会グッズを売る人が多く、特に旗が目立ちました。この他ではクッション、軽食、飲み物などが売られていました。外国からの観戦客も見掛けましたが圧倒的にパラグアイの人が多いように見受けられました。

日本からのサポーター

試合終了後、とにかく自動車の混雑がすごく、自宅まで歩いて帰りました。日本を始め世界各地からこの大会を見に来ているのでしょうが、歩いて行ける作者は幸せと言えるでしょう。

 でも今日は寒かったですね、途中までは小雨も降るあいにくの天気でした。後、4時半から11時まで競技場に居ましたが、飲み物はよく売りに来ましたが、食べ物がほとんど売られていませんでした。

 A組成績表

国名得点失点勝点
ペルー
パラグアイ
ボリビア
日本

日本の新聞(インターネット)を拝見すると、やれ競技場の芝が悪いだとか、照明が貧弱で国際基準を満たしていないだとか、大量の警察を出しているのは政情不安の為だとか、どうも日本的な発想の話ばかり書かれているように思うのです。住んでいる者にとってはこの大会に対してもっと純粋な気持ちがあるように思えて仕方が無いのです。パラグアイはコパ・アメリカを初めて開催するのです。本当に精一杯の背伸びをして、隣国の人達に楽しんでもらう、そんな気負いを感じます。いつも目立たない存在、観光客も来ない、そんな国が世界中、少なくてもラテンの世界から注目を浴びるのですから。子供が大人達に認めてもらいたいそんな感じでしょうか。街を歩いていても誰もがこの大会を楽しみにして、その成功を祈っている、外国人がたくさん来て注目されているのが嬉しくて仕方が無い、そんな国民の気持ちをもっと知って欲しいのですね。

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