南米の中央に位置するパラグアイの首都、アスンシオン市は港湾都市として発展して来ました。ラプラタ河を河口のブエノス・アイレス市から 1200キロ以上 遡りようやく到達します。河はこの付近で大きく蛇行し湾のようになって天然の港になっています。アルトペルー(現在のボリビア)の銀を求めていた初期の移住者達はこの地を拠点として河を伝って移動していた訳です。現在でもこの河は大動脈ですがここから下流に多くの港湾施設が出来、アスンシオン港自体はかなり衰退して来ています。
アスンシオン港(2013年 3月25日)
以前と比較して使用される事が少なくなっているようです。
(写真:港湾の様子-01)
(写真:港湾の様子-02)
(写真:港湾の様子-03)
(写真:港湾の様子-04)
(写真:港湾の様子-05)
水位が異常に上昇 (2014年06月22日)
世界各地で異常な気象現象が起き、今年はエルニーニョ現象が起き南米南部では雨が多く各地の川で水位が上昇しています。港もかなり水位が上昇しておりまだ上昇しているようです。これ以上被害が増えないと良いのですが、どうなるのでのでしょうね。
(写真:水位が上昇している-01)
(写真:コスタネラの方向)
(写真:水位が上昇している-02)
クルーザ-(パンタナル観光)(2005年 7月 6日)
アスンシオン港を母港としてパラグアイ領内のパンタナルを観光する為の船があります。パンタナルは世界一の大湿原で、ボリビア、ブラジル、パラグアイの3国にまたがっています。パンタナル観光と言いますと普通は大部分を占めるブラジルをイメージしますがパラグアイ領の部分はアクセスの問題もあり余り知られていません。この船で行けば快適に大自然を観光する事が出来る訳です。
パンタナル観光はアスンシオンから出発し7日~10日の旅になるそうです。パラグアイ川を遡りパンタナルの自然を堪能する旅となるそうです。ただ料金は意外に高く一人1700ドルくらいなのだそうです。
船の持ち主という若い女性が居ました。見たところアジア系なのですが、中国系なのだそうで、フランス国籍でタヒチの人なのだそうです。利用するのは欧州からの団体が中心で今のところは日本人はいないでそうです。
(写真:クルーザー外観)
(写真:クルーザー-01)
(写真:クルーザー-02)
(写真:クルーザー-03)
(写真:クルーザー-04)
(写真:クルーザー-05)